水分がたっぷり秋の味覚の梨。離乳食で与える場合の注意点や下ごしらえ、冷凍保存の方法、梨を使った離乳食レシピなどをチェックしましょう。
離乳食の梨はいつから?
果物全般についていつから食べられるか簡単に知りたいときはこちらから!
初期 (5~6ヶ月) |
中期 (7~8ヶ月) |
後期 (9ヶ月~11ヶ月) |
完了期 (1歳以降~) |
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◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
梨は、離乳食の初期、中期、後期、完了期に食べさせることができます。
梨の大部分は水分です。ビタミン類は含まれていませんが、夏バテを回復するアミノ酸の一つアスパラギン酸、咳止め解熱効果もあるとも言われるソルビトールが含まれています。消化酵素のプロテアーゼを含んでいるので、消化を助ける働きもあります。
ただし、梨は消化がよくないと言われますし、食べすぎは体を冷やすので注意を。
梨の下ごしらえ
皮をむいて種を取り除きます。
離乳食初期には、すりつぶして果汁を与えるとよいでしょう。中期以降は食べやすく刻んだものを与えるようにします。梨は少し硬いのでそのまま飲み込むことのないよう注意しましょう。
少しだけ電子レンジなどで加熱すると、しんなりと柔らかくなります。
離乳食の梨の冷凍保存
梨は、冷凍にはむいていません。
ただし、すりおろすなどしてペースト状にしたものであれば、冷凍保存袋に平らにのばして入れて冷凍することができます。
解凍方法
1回分ごと取り出して解凍します。
梨にはお肉を柔らかくする成分が含まれているので、お肉と一緒に煮るなどしてもよさそうです。
梨の選び方
スーパーでよく見かけることが多いのは、幸水や豊水。
実の色が全体的に均一、表面はザラザラとしているもの、大きければ大きいほど甘い梨といわれています。同じ大きさなら、より重いものを選びます。
おすすめ!梨で離乳食レシピ
梨のおかゆ
おかゆに梨?と思いますが、梨のほんのりとした甘さがおかゆに合います。とろとろとした感じで、赤ちゃんにも食べやすい離乳食です。
材料
10倍がゆ 茶碗半分
梨 すりおろして大さじ1~2
作り方
①10倍がゆを準備する
②梨はすりおろして、加熱する
③①と②を合わせて出来上がり
もしくは・・・
①冷凍してある10倍がゆを解凍する
②一度取り出し、梨のすりおろしをのせて、今度はしっかりと加熱する
お豆腐の梨煮
お豆腐を梨で煮て、ほんのり甘い赤ちゃんの大好きな味に♡
材料
梨のすりおろし 大さじ2~3
豆腐 大さじ2~3
水 大さじ1~2
作り方
①鍋に梨のすりおろしと水を加えて煮立てる
②食べやすく切った豆腐を入れる
③豆腐に火が通ったらできあがり
梨のコンポート
上手にモグモグカミカミができるようになったら、電子レンジで簡単♪形の残る梨のコンポートに挑戦!
材料
梨 1/8個
水 大さじ2~3
砂糖 ひとつまみ
作り方
①梨をいちょう切りにして耐熱皿に入れる
②水と砂糖をよく混ぜて①に振りかける
③ラップをして電子レンジで1分加熱したら出来上がり(600W)
そのままでも、ヨーグルトやホットケーキに混ぜてもおいしい!
鶏のささみと梨のサラダ風
材料
梨 1/8個
鶏のささ身 大さじ1
きゅうり
にんじん
作り方
①梨ときゅうりは細切りにする
②にんじんは細切りにして柔らかく茹でる
③ささみは茹でたら、フォークで細かくしておく
④全部をサッと和えてできあがり
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