離乳食のりんごはいつから赤ちゃんは食べられる？下ごしらえと冷凍保存

りんごは離乳食初期からも食べることができる栄養価の高い食材です。離乳食で与える場合の注意点や下ごしらえ、冷凍保存の方法、りんごを使った離乳食レシピなどをチェックしましょう。

離乳食のりんごはいつから？

初期（5~6ヶ月）	中期（7~8ヶ月）	後期（9ヶ月~11ヶ月）	完了期（1歳以降～）
◎	◎	◎	◎

りんごは、離乳食期の初期、中期、後期、完了期に食べさせることができます。

りんごには、食物繊維の一種であるペクチンが多く含まれています。整腸作用があるので、下痢をした後などに与えるのもおなかに優しく◎。

生でも与えることができるりんごですが、加熱したほうが甘みがアップして赤ちゃんも食べやすくなるのでおすすめ。

離乳食の初期なら、皮と芯を取り除いたりんごをすりおろしてあげます。すりおろしただけだと舌触りが悪くて食べてくれないこともあります。そんなときはさらにすりつぶして滑らかにしてあげるのといいでしょう。

中期以降は、食べやすい大きさに切ったりんごを柔らかく煮てあげるともぐもぐしやすくなります。後期以降は、赤ちゃんの食べやすい大きさに切ったものを与えるといいでしょう。

りんごをジャム状に煮たものは、パンにのせて食べたり、ヨーグルトに混ぜたりと色々と活用できて便利です。

生でも食べさせることができますが、加熱してあげると甘みが増して食べやすくなります。

耐熱容器にすりおろしたりんごを入れて、ふんわりとラップをしたら500Wで10～20秒加熱します。

離乳食用にりんごの冷凍保存は可能です。

すりおろしたりんごは、そのまま冷凍するのも可能ですが、できれば加熱したものを製氷皿などに１食分ごとに分け入れて冷凍保存したほうが衛生的です。

または、小さく切って水から煮て、冷めたらラップに１食分ずつ包んで冷凍保存します。

電子レンジでしっかりと加熱解凍するか、ほかの食材と合わせてお鍋で煮るなどします。

りんごは様々な種類があり、種類によって甘さと酸味のバランスが異なります。

離乳食に向いているりんごは、ふじ、サンフジ、シナノゴールドなど。加熱するならば紅玉がおすすめ。

サン〇〇と「サン」とついている銘柄は、りんごに袋などをかぶせずに太陽の光をいっぱいに浴びて栽培されているので、甘みもより強いものができるそうです。しっかりと色ついているもの、お尻部分に緑色が少なく黄色がかっているものを選びます。

保存は、涼しいところに。冷蔵庫に保存すると、りんごから出るエチレンガスで、ほかの食材の熟成が早まり腐りやすくなるので注意します。（りんごを１つ１つ袋などに入れてから冷蔵庫に入れるようにします）