母乳や粉ミルクで過ごしてきた赤ちゃんはいつから牛乳を飲ませていいのでしょうか?離乳食で与える場合の注意点や下ごしらえ、冷凍保存の方法、牛乳を使った離乳食レシピなどをチェックしましょう。
牛乳はいつから?
初期 (5~6ヶ月) |
中期 (7~8ヶ月) |
後期 (9ヶ月~11ヶ月) |
完了期 (1歳以降~) |
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× | △ | △ | ◎ |
アレルギーの観点から、赤ちゃんに牛乳を飲ませられるようになる時期は、離乳食完了期(おおよそ1歳前後)と考えてください。
牛乳は、たんぱく質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミンをバランス良く含んでいます。しかし、赤ちゃんにとって牛乳のたんぱく質は分子が大きすぎて消化吸収ができません。
牛乳を使った加工食品(チーズやヨーグルト)などは加工される過程でタンパク質が分解されるのでアレルギーを起こしにくくなります。
母乳やミルクの代わりに牛乳を飲ませるのは絶対×。離乳食が完了期から2歳くらいまでは鉄欠乏症貧血になりやすので、牛乳よりもフォローアップミルクのほうが鉄分も含まれていて、栄養価が高いのでおすすめといわれています。
離乳食の牛乳の冷凍方法
牛乳は冷凍することはできません。冷凍すると分離してしまいます。
ですが、ホワイトソースなどにしてから冷凍保存するこは可能です。離乳食期にホワイトソースのストックがあるととても便利です。同じ食材でも和風だしを使えば和食に、ホワイトソースを使えば洋風にアレンジ可能!
牛乳の選び方
スーパーで見かける牛乳には、成分無調整牛乳、低脂肪牛乳などといった種類をみかけます。特に離乳食期にはこの種類じゃないといけないという決まりはありませんが、成分無調整牛乳でない牛乳(低脂肪牛乳など)は、人工的加工されています。
まずは何も加工物が混じっていない、成分無調整牛乳から飲ませるほうが赤ちゃんには良いかもしれません。
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