かつおは栄養が豊富で、貧血予防にもおすすめの食材です。離乳食が中期頃の赤ちゃんは貧血になりやすい傾向があるので、ぜひ食べさせたい食材の1つです。かつおを離乳食で与える場合の注意点や下ごしらえ、冷凍保存の方法、かつおを使った離乳食レシピなどをチェックしましょう。
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かつおはいつから?
初期 (5~6ヶ月) |
中期 (7~8ヶ月) |
後期 (9ヶ月~11ヶ月) |
完了期 (1歳以降~) |
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× | △ | ◎ | ◎ |
かつおは、離乳食の中期、後期、完了期から食べさせることができます。
まぐろと同様、良質なたんぱく質を豊富に含んでいて、ビタミンB12に関しては魚の中では最も含んでいる量が多いです。ビタミンB12は赤血球の生成を手助けし、貧血の予防におすすめです。DHAもたっぷりと含んでいるので、脳の働きも活性化してくる食材です。
スーパーではカツオの腹と背と2つの部位が販売されていますが、一般的に腹には油がのっていてこってり、背はあっさりしていると言われています。離乳食で赤ちゃんに食べさせる際には、脂肪分が少なめの背の部分がおすすめです。
ただし、カツオはアレルギーに似た反応を起こすヒスチジンを含む魚です。カツオ自体で体がアレルギー反応を起こすのではなく、ヒスチジンというアミノ酸物質が魚についた微生物によりヒスタミンというものに変化するため。このヒスタミンがアレルギーに似た反応を起こします。
加熱しても変化はないので、注意が必要です。新鮮な魚を調理するようにしましょう。
かつおの下ごしらえ
①かつおの刺身1切れを、沸騰したお湯の中に入れて茹でます。
②フォークなどで身をほぐしていきます。
かつおは加熱すると身が硬くなるので、初めはすりつぶしてとろみをつけてもOK。できるだけパサパサ感をなくしてあげるのがうまく食べさせるコツです。
離乳食のかつおの冷凍方法
離乳食時期のかつおは冷凍保存が可能です。
鯛を下ごしらえして、離乳食の時期に応じた大きさにすりつぶしたり、ほぐしたものを製氷皿に1回分ごとに分けて冷凍します。凍ったら食品保存パックに移し替えます。
また離乳食が進んで1回の量が増えたら、ラップに1食分ごと包んで冷凍保存パックに入れて冷凍します。
解凍方法
電子レンジで解凍後調理に使用、しっかりと熱を通しましょう。
また、冷凍のまま煮物やあんかけの煮汁に入れてもOKです。
かつおの選び方
赤く透き通ったもの、血合いの部分がハッキリとしているものを選びます。鮮度が落ちてくると茶色っぽくなってきます。
また、腹の部分の方が脂肪分が高く、背の方があっさりしています。サクで購入する場合は背の方を選ぶと離乳食向けです。
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