鶏のもも肉は美味しい脂がたっぷりでジューシーですよね。鶏のささみや胸肉などに比べると、カロリーも高めなので、離乳食で赤ちゃんに食べさせる時期はゆっくりめで。
このページでは、鶏もも肉を離乳食で与える場合の注意点や下ごしらえ、冷凍保存の方法、鶏のもも肉を使った離乳食レシピなどをチェックします!
離乳食で赤ちゃんに鶏のもも肉はいつから?
初期 (5~6ヶ月) |
中期 (7~8ヶ月) |
後期 (9ヶ月~11ヶ月) |
完了期 (1歳以降~) |
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× | × | 〇 | 〇 |
鶏のもも肉は、離乳食後期頃から食べさせることができます。
鶏のもも肉は、鶏のささみやむね肉に比べると肉自体は固く脂肪分も多いです。鶏肉の中でも、もも肉のカロリーは高め。ささ身、むね肉と食べることができるようになった離乳食後期頃にもも肉に挑戦してみるといいですね。
鶏もも肉の栄養
鶏もも肉には程よく脂肪分があり、タンパク質や鉄分、ビタミンB2が豊富に含まれています。
特にビタミン12は貧血の予防に効果的です。
鶏肉はアレルギーってあるの?
アレルギーが起こりやすい「鶏卵」のたんぱく質と、鶏肉に含まれるたんぱく質は別物です。
鶏卵アレルギーだからと言って鶏もも肉が食べられない、ということはありません。
また、肉類はアレルギーの発祥報告が極めて少ないといわれています。
ただ、赤ちゃんが初めて鶏もも肉を食べるときには、かかりつけ医の病院で受診できる時間に与えるようにしてください。
鶏のもも肉の下ごしらえと冷凍方法
下ごしらえ
鶏肉の皮の部分は、脂肪分が高く、弾力があって噛みにくいのでしっかり取り除くようにします。
お肉の間にある白い筋なども取り除いてあげるとより食べやすくなります。
下処理が済んだら、赤ちゃんが食べやすい大きさに刻んで熱湯でゆでるなどしましょう。
鶏もも肉は、加熱すると少しぱさぱさして食べにくくなります。うどんや煮物などと一緒に煮て、片栗粉などでとろみをつけてあげると食べやすくなります。
離乳食の鶏のもも肉の冷凍方法
離乳食時期の鶏のもも肉は冷凍保存が可能です。
下ごしらえして、離乳食の時期に応じた大きさにすりつぶしたり、ほぐしたものを製氷皿に1回分ごとに分けて冷凍します。凍ったら食品保存パックに移し替えます。
また離乳食が進んで1回の量が増えたら、ラップに1食分ごと包んで冷凍保存パックに入れて冷凍します。
解凍方法
電子レンジで解凍後調理に使用、しっかりと熱を通しましょう。
鶏のもも肉の選び方
鶏もも肉は、肉に透明感があり弾力があるもの、トレイに肉汁が出てきていないもの、皮の毛穴がボツボツとはっきりしていてシワが多いものを選ぶようにします。
鶏肉は他のお肉に比べて傷みやすいので、買って来たらすぐに下ごしらえをするなどするほうがGOOD!
おすすめ!鶏もも肉で離乳食レシピ
取り分け離乳食9か月~ 簡単シチュー(離乳食後期)
【材料】
- 鶏もも肉皮なし 15g
- たまねぎ 10g
- にんじん 5g
- じゃがいも 12g
- アスパラガス 3g
- 固形コンソメ 1/16個(小さじ1/10)
- 水 小さじ5
- 牛乳 小さじ2と1/2
- 薄力粉 小さじ1/3
【作り方】
- ルウを使わない簡単シチューの作り方参照。
- とろみをつけた大人のシチューから、具材とルウを取り分ける。具材は食べやすい大きさに切るか、つぶす。
- 2を盛り付け、ルウをかける。
鶏モモ肉のみそ照り焼き(離乳食完了期)
【材料】
- 鶏モモ肉 100g
- みそ 小さじ1弱
- みりん 小さじ1弱
- しょうゆ 少し
- 砂糖 小さじ1/2
- サラダ油 適量
【作り方】
- 鶏モモ肉は大きめのそぎ切りにし、隠し包丁を細かく入れておく
- サラダ油以外の調味料を混ぜ合わせたものを1に軽く揉み込む
- サラダ油をくっつかない程度に入れたら2を両面しっかり火が通るまで焼く
- 焼きあがったものを赤ちゃんが食べやすいサイズに切り分けたら出来上がり♪
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