離乳食の肉類は赤ちゃんはいつから食べられる?一覧

離乳食の肉類は赤ちゃんにいつから食べさせていいの?

お豆腐、お魚とたんぱく質に慣れてきたらいよいよ肉類を始めます。

一言で肉といっても、鶏肉や豚肉、牛肉などお肉の種類も様々。

お肉は脂肪分が多かったり固くて離乳食向きでなかったりすることも多い食材です。まずは脂肪分の少なく高たんぱく質の鶏のささみからはじめましょう。

離乳食の肉類は赤ちゃんはいつから食べられる?一覧

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チェック!
鶏肉(ささみ、むね肉、もも肉)、豚肉、牛肉、ひき肉、合いびき肉、レバー、ベーコン、ソーセージといった肉類にスポットを当てて、離乳食ではいつごろから食べることができるのか調べて一覧にしてみました。注意点も交えて紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね!

鶏のささみ

【初期× 中期〇 後期〇 完了期〇】

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離乳食でお肉を始めるとき、最初に食べさせるのにおすすめなのが鶏のささ身。

低脂肪でヘルシー、高たんぱく質。ビタミンAやビタミンB2も含まれています。

身がほぐしやすいので調理もしやすいです。白いスジをとって、熱湯でゆでてからほぐします。生の鶏ささみ肉を冷凍してからすりおろして調理するのもおすすめ。

鶏胸肉

【初期× 中期× 後期〇 完了期〇】

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鶏むね肉は、鶏のささ身よりも脂肪分が多くなっています。赤ちゃんが、ささみ肉に慣れてきたところで鶏むね肉も食べさせてみましょう。

胸肉についている皮は脂肪分が多いのでしっかり取り除きます。

茹でてから細かく刻んだりほぐして食べさせますが、食べにくい場合は鶏むね肉のひき肉から挑戦してみるといいですよ!

鶏もも肉

【初期〇 中期〇 後期〇 完了期〇】

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鶏のささみやむね肉に比べると、肉自体は固く脂肪分も多いです。

鶏肉の中でも、もも肉のカロリーは高め。

ささ身、むね肉と食べることができるようになった離乳食後期頃にもも肉に挑戦してみるのがいいですね。

よく煮込むとホロホロとほぐれる感じになるので、カミカミが上手にできるようになった赤ちゃんでしたら食べやすく調理してあげれば食べさせることができます。

鶏ひき肉

【初期× 中期〇 後期〇 完了期〇】

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スーパーで売っているひき肉は脂肪分が多めです。スーパーで選ぶ際には、鶏むね肉のひき肉でなるべく白い部分が多いものを避けるなどして選びます。

初めのうちは鶏のささ身を凍らしてすりおろしたものをひき肉として使っても◎。フードプロセッサーなどを使って自家製ひき肉を作ってあげるのも安心です。

ひき肉はパラパラとして食べにくいことがあります。とろみをつけたり、他の食材に混ぜて食べさせてあげるとよいでしょう。

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牛肉

【初期× 中期× 後期△ 完了期〇】

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鶏肉に慣れてきたら牛肉に挑戦です。

離乳食ではもも肉、ヒレ肉といった加熱しても比較的柔らかい部分を使うようにしますが、加熱すると固くてパサパサした感じになって赤ちゃんにはちょっと食べにくいです。

細く刻んだり、他の食材と合わせたりしながら食べやすいように調理の工夫をしましょう。

離乳食後期から不足ぎみになる鉄分も赤身のお肉である牛肉であれが効果的に摂ることができるので積極的に食べさせたい食材です。

豚肉

【初期× 中期× 後期△ 完了期〇】

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赤ちゃんにとっては豚肉は少し脂肪分が多め。鶏肉、牛肉に慣れたら豚肉を始めるようにしましょう。

豚肉には色々な種類がありますが、初めは比較的柔らかくて脂肪分の少な目なヒレ肉やモモ肉を使います。その後、ロースなどに進めて行きます。

豚バラ肉は脂分が多いので離乳食期にはできれば避け、前に書いたヒレ肉、もも肉、ロースなどを中心に調理することをおすすめします。

豚ひき肉

【初期× 中期× 後期△ 完了期〇】

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スーパーで売っているひき肉は脂肪分が多めです。

スーパーで選ぶ際には、見た目で白い部分が多いものを避け、赤いお肉が多いものを選びます。もしくは赤身のお肉を包丁でたたいたり、フードプロセッサーなどで細かくして自家製ひき肉を使うと安心して赤ちゃんに食べさせることができます。

ひき肉は加熱するとパラパラになるので赤ちゃんには食べにくくなります。豆腐など柔らかいものと一緒にしたり、とろみをつけてあげるなどの工夫が必要です。

牛豚合いびき肉

【初期× 中期× 後期△ 完了期〇】

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牛肉と豚肉を一緒にひき肉にしたものが合いびき肉です。鶏ひき肉や豚ひき肉に比べても脂肪分が多いので離乳食中は控えめに使いたい食材です。

調理中にも脂が出てくるのでふき取りながら調理します。またハンバーグなどこねて調理するものでないのであれば、1度下茹でをして余計な脂分を取り除いてから調理をするなどの工夫をしましょう。

鶏レバー、豚レバー

【初期× 中期△ 後期〇 完了期〇】

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レバーは鉄分、ビタミンといった栄養素がたっぷり。しかも少量で摂取することができます。離乳食向きのレバーは鶏レバー、臭みが少なくくせもありません。

レバーには鉄分が豊富に含まれています。離乳食中期以降の赤ちゃんは鉄分が不足しがち。貧血の予防にもレバーなどといった鉄分が豊富に含まれている食べ物を積極的に食べさせてあげたいです。

ベビーフードでも粉末のレバーなどが売っているのでそれを使えば手軽にレバーを食べさせることができます。

ハム

【初期× 中期× 後期× 完了期△】

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ハムは塩分が多いので、離乳食期には避けたい食材です。

食べさせるのであれば1歳を過ぎてから、風味付け程度に少量使うようにします。また、必ず加熱したものを食べさせるようにしましょう。

ハムは無添加のものもよく見かけますので、できるだけ無添加なものを選びましょう。

生ハムは普通のハムよりも塩分がかなり高いのと、まれに抵抗力が弱い人が生で食べることで感染症を起こすことがありますので、幼児でもNGです。

ウインナー、ソーセージ

【初期× 中期× 後期× 完了期△】
soseji

ウインナーやソーセージも、塩分や脂肪分が高めの食材です。1歳を過ぎたころから、無添加で皮なしのものを少しずつ与えるくらいにします。香辛料が入ったものや粗びきのものはNGです。

パルシステムやおいしっくすなどに赤ちゃんOKのウインナーやソーセージの取り扱いがありますので、そういうのもを利用してもいいでしょう。

ベーコン

【初期× 中期× 後期× 完了期△】

bakon

ベーコンは脂肪分が多く、塩分も多い食材なので、離乳食期にはあまり積極的に使う必要はありません。どうしても使う場合には、ゆでて脂分を落としてから使用するなどがいいでしょう。

調理する際には、スープに少し入れたり、炒めものに少し入れたりする程度に。

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