離乳食をスタートさせて赤ちゃんがまず最初に口にするのが、離乳食の基本ともいえる「おかゆ」。おかゆは、炊飯器で作る、お鍋で作る、電子レンジで作る、色々な作り方ができます。
中でもおすすめなのは、お鍋でお米からじっくりと炊くおかゆ。手間はかかりますが、お米の甘さをしっかりと感じるこができるので、ぜひ作り方を覚えて1度は赤ちゃんに食べさせてあげるといいですね。
ただし、離乳食作りは毎日のことです。ママの大きな負担にならないように自分に合ったやり方で作るようにしましょう。
また、離乳食の初めは小さじ1程度からのスタート。少量のおかゆを作るのは作りにくいので、多めに作って小分けにして冷凍保存(フリージング)しておくと便利です。
お鍋で作るおかゆ
離乳食のためだけにとおかゆを作ろうとすると、小さな鍋で必要な分だけ作ろうと思いがちです。しかし、小さな鍋でおかゆを作るとふきこぼれの原因となります。少しのおかゆでも、大き目のお鍋でおかゆを作るとふきこぼれの心配が少なくなります。
10倍がゆ
お米から作る場合 米1:水10
鍋にお米と水を入れたらふたをして火にかける。初めは強火で、煮立ったらふたを少しずらして弱火にし、40分~50分コトコトと煮る。
ご飯から作る場合 ご飯1:水5
鍋にご飯と水を入れたらふたをして火にかける。初めは強火で、煮立ったらふたを少しずらして弱火にし、15分~20分コトコトと煮る。
7倍がゆ
お米から作る場合 米1:水7
鍋にお米と水を入れたらふたをして火にかける。初めは強火で、煮立ったらふたを少しずらして弱火にし、40分~50分コトコトと煮る。
ご飯から作る場合 ご飯1:水3
鍋にご飯と水を入れたらふたをして火にかける。初めは強火で、煮立ったらふたを少しずらして弱火にし、15分~20分コトコトと煮る。
5倍がゆ
お米から作る場合 米1:水5
鍋にご飯と水を入れたらふたをして火にかける。初めは強火で、煮立ったらふたを少しずらして弱火にし、30分~40分コトコトと煮る。
ご飯から作る場合 米1:水2
鍋にご飯と水を入れたらふたをして火にかける。初めは強火で、煮立ったらふたを少しずらして弱火にし、10分~15分コトコトと煮る。
軟飯
お米から作る場合 米1:水3
鍋にご飯と水を入れたらふたをして火にかける。初めは強火で、煮立ったらふたを少しずらして弱火にし、20分~30分コトコトと煮る。
ご飯から作る場合 ご飯1:水1
鍋にご飯と水を入れたらふたをして火にかける。煮立ったらふたを取り、軽く水分を飛ばすようにする。
炊飯器で炊くおかゆ
手持ちの炊飯器におかゆモードがあれば、おかゆモードで炊くと便利です。
お米と水の分量は、
10倍がゆ 米1:水10
7倍がゆ 米1:水7
5倍がゆ 米1:水5
軟飯を作りたい場合は、普通の炊飯モードでお水を少し多めにして炊くといいでしょう。(お米1合なら水は270CC~360CCくらい)
大人用のご飯と一緒におかゆを作る
大人用のご飯を炊くときに、赤ちゃんのおかゆも一緒に炊くことができます。量は少ないので、離乳食をたくさん食べることができるようになると足りなくなってきてしまいますが、簡単に、いつも出来立てのおいしいおかゆを食べさせてあげることができます。
マグカップや湯のみといった耐熱容器に、作りたいおかゆの分量のお米と水をいれます。炊飯器にセットした大人用のお米の上に、おかゆ用の耐熱容器をのせ、いつも通りに炊飯します。大人のご飯の炊きあがりと一緒に、離乳食用のおかゆも完成です!
今は、とっても便利な離乳食グッズが販売されています。
リッチェル 炊飯器用おかゆクッカーE[リッチェル(ベビー) 離乳食パック]
ガラス製で炊飯器専用のおかゆクッカーなので清潔。すり鉢機能もあり、炊飯からすりつぶしまでこれ1個でできてしまいます。
電子レンジでおかゆを作る
炊いたご飯を利用して、電子レンジでおかゆを作ります。時間がないときなどにもおすすめ。分量は、「お鍋で作るおかゆ」のご飯から作る場合を参考に、お水の分量を少しだけ多めに入れます。
深めの耐熱容器に、作る分のご飯とお水を入れて、ふんわりとラップをかける。電子レンジ(500W)で5分加熱した後、10分蒸らしたらできあがり。
リッチェル 電子レンジ用おかゆクッカーE[リッチェル(ベビー) 離乳食パック]
ベビーフードのおかゆを利用する
1箱あると、いざというときにとっても便利。
粉末タイプなので、お湯で溶くとちょうど10倍がゆをすりつぶした感じになります。上の子がいたりすると、時間をかけておかゆを作ってすりつぶして・・・がどうしてもできない時があります。そんな時に私も利用していました。
コメント