鶏のささみよりも少し脂肪分が多めな鶏むね肉ですが、比較的離乳食でも早い時期に使える食材です。ただし、ちょっとパサパサ感があって食べにくいかも。鶏むね肉を離乳食で与える場合の注意点や下ごしらえ、冷凍保存の方法、鶏のむね肉を使った離乳食レシピなどをチェックしましょう。
鶏のむね肉はいつから?
初期 (5~6ヶ月) |
中期 (7~8ヶ月) |
後期 (9ヶ月~11ヶ月) |
完了期 (1歳以降~) |
---|---|---|---|
× | △ | 〇 | 〇 |
鶏の胸肉は、離乳食中期頃から食べさせることができます。
鶏のささ身よりも脂肪分が多いので、まずは鶏のささ身からお肉に慣れましょう。その後は鶏レバーや豚レバーなど。
鶏肉のたんぱく質は必須アミノ酸のバランスがよく、消化吸収率も高いです。また胸肉にはビタミンAの他に、ビタミンBの一種ナイアシンが豊富に含まれています。
皮は脂肪分が多いのでしっかり取り除きましょう。茹でてから細かく刻んだりほぐして食べさせますが、それでも食べにくい場合は鶏むね肉のひき肉から挑戦してみるといいかもしれません。
鶏の胸肉の下ごしらえ
鶏肉の皮の部分は、脂肪分が高く、弾力があって噛みにくいのでしっかり取り除くようにします。お肉の間にある白い筋なども取り除いてあげるとより食べやすくなります。
下処理が済んだら、食べやすい大きさに刻んで熱湯でゆでるなどしましょう。
その後、他の食材と一緒に調理をします。食べにくい場合は鶏むね肉のひき肉を利用したり、もう少し細かく刻むなどします。またとろみをつけてあげると食べやすくなります。
離乳食の鶏の胸肉の冷凍方法
離乳食時期の鶏の胸肉は冷凍保存が可能です。
下ごしらえして、離乳食の時期に応じた大きさにすりつぶしたり、ほぐしたものを製氷皿に1回分ごとに分けて冷凍します。凍ったら食品保存パックに移し替えます。
また離乳食が進んで1回の量が増えたら、ラップに1食分ごと包んで冷凍保存パックに入れて冷凍します。
解凍方法
電子レンジで解凍後調理に使用、しっかりと熱を通しましょう。
鶏の胸肉の選び方
鶏むね肉は、肉に透明感があり弾力があるもの、トレイに肉汁が出てきていないもの、皮の毛穴がボツボツとはっきりしていてシワが多いものを選ぶようにします。
鶏肉は他のお肉に比べて傷みやすいので、買って来たらすぐに下ごしらえをするなどするほうがGOOD!
コメント