離乳食を作るときに使いやすい豚ひき肉ですが、赤ちゃんが食べるにはパラパラとしていて食べにくいという点も。調理を工夫して食べやすくしてあげましょう。豚ひき肉を離乳食で与える場合の注意点や下ごしらえ、冷凍保存の方法、離乳食レシピなどをチェックしましょう。
豚ひき肉はいつから?
初期 (5~6ヶ月) |
中期 (7~8ヶ月) |
後期 (9ヶ月~11ヶ月) |
完了期 (1歳以降~) |
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× | × | △ | 〇 |
豚ひき肉は、離乳食中期~後期頃から食べさせることができます。
ただし、スーパーで売っているひき肉は脂肪分が多めです。スーパーで選ぶ際には、見た目で白い部分が多いものを避け、赤いお肉が多いものを選びます。または、脂肪分の少ない豚肉の部位を包丁で細かくたたくなどしてひき肉として使うのもアリです。フードプロセッサーなどがあれば、簡単に自家製ひき肉を作ることができて赤ちゃんにも安心してあげることができますね。
ひき肉は火を通すとパラパラになるので赤ちゃんは食べにくいかも。豆腐など柔らかいものと一緒にしたり、とろみをつけてあげるなどの工夫が必要です。
豚ひき肉の下ごしらえ
豚ひき肉は、下茹でをして脂肪分を取り除いてから離乳食に使います。
①熱湯に豚ひき肉を入れます。
②アクを取りながら茹でます。
③火が通ったらざるにあげて冷まし、ほぐします。
ひき肉を始めたばかりで食べにくそうであれば、
④さらにすり鉢ですりつぶすか、包丁で刻みます。
あとは、豆腐などの柔らかい食材と一緒に食べさせる、だし汁の中に入れてとろみをつけてあげるなどしましょう。
離乳食の豚ひき肉の冷凍方法
離乳食時期の豚ひき肉は冷凍保存が可能です。
下ごしらえをし火を通してほぐしたひき肉を、製氷皿に1回分ごとに分けて冷凍します。凍ったら食品保存パックに移し替えます。
また離乳食が進んで1回の量が増えたら、ラップに1食分ごと包んで冷凍保存パックに入れて冷凍します。
解凍方法
電子レンジで解凍後調理に使用、しっかりと熱を通しましょう。または、スープや煮物などに直接入れて調理します。
豚ひき肉の選び方
全体的に色に均一感があるもの、ツヤがあってピンク色のもの、トレーに汁が出ていないものを選ぶようにします。ひき肉は鮮度が落ちてくると黒ずんだ色になってきます。
また、白っぽいい部分が多いのは脂肪が多いからかもしれません。なるべく赤い部分が多いものを選びましょう。
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