この食材はいつから食べさせていいの?と悩むママも多いはず。ここでは牛乳、ヨーグルト、チーズといった乳製品にスポットを当てて離乳食ではいつごろから食べることができるのか調べて一覧にしてみました。注意点も交えて紹介していきます!
牛乳、ヨーグルト、カッテージチーズ、粉チーズ、スライスチーズなど
離乳食に乳製品が使えるようになると、味のバリエーションもグッと広がります。その一方で、乳製品は子どものアレルギーの原因が鶏卵に続いて2番目に多い食材になっています。赤ちゃんの様子をしっかり確認しながら与えていくようにしましょう。
牛乳【初期× 中期△ 後期△ 完了期◎】
アレルギーの観点から、赤ちゃんに牛乳を飲ませられるようになる時期は、離乳食完了期(おおよそ1歳前後)。赤ちゃんにとって牛乳のたんぱく質は分子が大きすぎて消化吸収ができずにアレルギーの原因となります。牛乳は加熱してもアレルギーの原因となる物質はなくなりません。
また、母乳やミルクの代わりに牛乳を飲ませるのもNGです!
ヨーグルト【初期△ 中期◎ 後期◎ 完了期◎】
離乳食初期から食べさせることもできますが、乳製品のアレルギーなどを考えて中期以降でもよいでしょう。ヨーグルトといっても離乳食で使うのはプレーンヨーグルトです。加糖タイプやフルーツの味がついているものなどは糖分が多いので食べることができないので注意!
離乳食で赤ちゃんに食べさせるヨーグルトの量は1回50~60g程度。赤ちゃん用のヨーグルトも販売されているので常備しておくのも便利です。
カッテージチーズ【初期◎ 中期◎ 後期◎ 完了期◎】
離乳食で1番初めに食べさせるチーズでおすすめなのがカッテージチーズ。他のチーズに比べて、脂質や塩分が低く、家庭で手作りできるので安心して食べさせられるのがポイントです。
低カロリーで高たんぱくは離乳食にピッタリ!またカルシウム、ビタミン類、乳酸菌と栄養価も高いです。
粉チーズ(パルメザンチーズ)【初期△ 中期◎ 後期◎ 完了期◎】
チーズの中でも比較的クセのない粉チーズ(パルメザンチーズ)は、離乳食の中期以降から。サッと振りかけて手軽に使える利点もありますが、たんぱく質や塩分そして脂肪分がちょっと高め。メインで使うよりも、調味料の間隔で薄味を心がけます。
スライスチーズ【初期△ 中期△ 後期◎ 完了期◎】
普通のスライスチーズであれば、離乳食の後期頃から。とろけるタイプのチーズは、冷めると硬くなって食べにくくなるので1歳を目安に。塩分の摂りすぎになってしまうので、多くても1/2枚くらいにしておきます。
プロセスチーズ【初期△ 中期△ 後期◎ 完了期◎】
プロセスチーズは、離乳食後期(8ヶ月頃)から食べられるようになります。スーパーなどで一般的に販売されているプロセスチーズ(6ピースのチーズやベビーチーズ、スライスチーズ)でもいいですが、赤ちゃん向けに塩分少なめで柔らかくできているチーズもあります。
クリームチーズ【初期△ 中期△ 後期◎ 完了期◎】
離乳食でのクリームチーズは、離乳食後期(8ヶ月頃)から食べられるようになります。クリームチーズは、柔らかく口の中に引っ付いてしまうかもしれません。赤ちゃんに与えるときは、つぶして滑らかにのばしてから与えるなどします。日持ちがしないので、きちんと製造年月日や賞味期限をチェックして新しいものを選ぶようにしましょう。
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