この食材はいつから食べさせていいの?と悩むママも多いはず。ここではかぼちゃ、トマト、きゅうり、ピーマン、なすなどといった一般野菜に分類される野菜にスポットを当てて、離乳食ではいつから食べさせることができるか調査しました。注意点も交えて紹介しています。
かぼちゃ、トマト、きゅうり、ピーマン、なす、ズッキーニ、とうもろこしなど
毎日の食卓に並ぶことが多い、一般野菜に区別される野菜(かぼちゃ、トマト、きゅうり、ピーマン、なす、ズッキーニ、とうもろこしなど)はいつごろから赤ちゃんに食べさせてもいいのか、徹底調査しました!
かぼちゃ【初期◎ 中期◎ 後期◎ 完了期◎】
栄養価が高く加熱すると甘みがあり、つぶしやすいこともあり、離乳食を始めたばかりの赤ちゃんにもおすすめの食材です。ワタがあると舌触りが悪いので、スプーンなどを使ってしっかりと種とワタを取り除いてあげましょう。また、かぼちゃの皮も離乳食期には硬いので取り除いてあげるようにします。
トマト【初期◎ 中期◎ 後期◎ 完了期◎】
トマトの皮や種は、離乳食初期の赤ちゃんには固く、消化も悪いのでしっかりと取り除いてあげます。熱湯にトマトを数秒入れて、その後冷水に浸せばするっと皮がむけるので試してみてくださいね。離乳食中期(8ヶ月~9ヶ月頃)になったら、皮と種を取り除いてあげて生のまま食べさせても大丈夫。そのまま食べさせるには1歳以降が目安です。トマトの代わりにトマトピューレや無塩トマトジュースも可。ミニトマトもいいですが、丸ごとは喉に詰まる危険があるので、必ず小さくカットしてあげます。
きゅうり【初期◎ 中期◎ 後期◎ 完了期◎】
きゅうりの皮は、赤ちゃんにとってはとても硬いのでピューラーなどで取り除きます。離乳食初期の時期には、すりおろしたものを加熱して、離乳食中期以降は、生でも食べて大丈夫ですが、基本的には加熱します。後期以降は、皮をむいたものをスティック状に切ってあげると、手づかみ食べの練習になります。
ピーマン・パプリカ【初期× 中期△ 後期◎ 完了期◎】
緑のピーマンよりもパプリカの方がビタミンCの含有量が2~3倍。甘みが強いのは赤ピーマンです。ピーマンの種の周りにある白いワタに苦み成分があるので、しっかり取り除きます。また、繊維を立つように刻むと、苦みも減るようです。ピーマンを立てに切り、中の種とワタを取ったら柔らかく茹で、冷水にさらすと外の薄皮がスルッと簡単に取り除けます。初期~中期くらいにはぜひ実践してください。
なす【初期× 中期◎ 後期◎ 完了期◎】
なすはアクが強いので、離乳食初期の段階では避けてもよい食材。8~9ヶ月以降に与えるようで大丈夫です。皮を取り除いて輪切りにしたらしっかりと水に浸してアクを抜きます。その後柔らかく茹でて赤ちゃんの食べやすい大きさに切ってあげます。カミカミが上手にできるようになったら、小さく刻んであく抜きをしてから調理をしてもOK。
オクラ【初期△ 中期◎ 後期◎ 完了期◎】
おくらは、離乳食の中期頃から食べさせることができます。初期に食べさせたい場合でも大丈夫ではありますが、なんせすりつぶすのが大変!刻んで食べることができるようになってからでOK!おくらは表面にうぶ毛があるので塩を振ってまな板にコロコロとこすりつけてうぶ毛を取り除きます。小さく刻むほど粘りが出るので、あえて細かく刻んでほかの食材と合わせたり、スープに入れるのがおすすめ。
ズッキーニ【初期△ 中期◎ 後期◎ 完了期◎】
ズッキーニもアクのある食材。離乳食の中期以降からでよいでしょう。皮をむき、輪切りなどにして水に浸してあく抜きをします。その後柔らかく茹でて赤ちゃんの食べやすい大きさに切ってあげます。カミカミが上手にできるようになったら、小さく刻んであく抜きをしてから調理をしてもOK。煮込むとトロトロになるので、赤ちゃんにも食べやすい食材です。
とうもろこし【初期◎ 中期◎ 後期◎ 完了期◎】
初期から食べることはできますが、とうもろこしの薄皮が消化に悪いため、1つ1つ取り除く必要があり手間がかかります。薄皮を気にせずに与えられるのは、離乳食後期(10~11ヶ月頃)から。それまではベビーフードやコーンクリーム缶などを利用すると便利。
もやし【初期△ 中期◎ 後期◎ 完了期◎】
離乳食初期のころに与えるには、すりつぶしにくいので手間がかかります。刻んで食べることができるようになってから食べさせるとよいでしょう。もやしのひげを取り除き、食べやすく刻んでから調理します。
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