加熱すると甘くほくほくして離乳食に使いやすいかぼちゃ。離乳食で与える場合の注意点や下ごしらえ、冷凍保存の方法、かぼちゃを使った離乳食レシピなどをチェックしましょう。
かぼちゃはいつから?
初期 (5~6ヶ月) |
中期 (7~8ヶ月) |
後期 (9ヶ月~11ヶ月) |
完了期 (1歳以降~) |
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◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
かぼちゃは、離乳食の初期、中期、後期、完了期に食べさせることができます。
かぼちゃはかぼちゃは、β-カロチン(ビタミンA)、ビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄といった栄養をバランスよく含んだ野菜です。特にβ-カロチンには、粘膜などの細胞を強化して、免疫力を高める働きがあります。
ホクホクとしていてつぶしやすいので離乳食にも使いやすい食材ですし、加熱すると甘みがアップするので赤ちゃんも大好きな味。
かぼちゃの下ごしらえ
しっかりと種とワタを取ります。お鍋でゆでるのもいいですが、かぼちゃは電子レンジ調理向き。
かぼちゃ1/4くらいの大きさだったら、かぼちゃを少し濡らしてからラップをふんわりかけて600wで5分ほど加熱。加熱後は皮も取り除きやすくなります。
その後、離乳食初期ならばつぶしてなめらかに、中期以降は赤ちゃんの食べやすい大きさにカットして食べさせます。
離乳食のかぼちゃの冷凍方法
離乳食用のかぼちゃは、冷凍保存が可能です。しかも、生のままでも加熱したものでもどちらでもOK!
生のまま冷凍するのであれば種とワタをしっかりと取り除いて、煮物をするくらいの大きさに切り分けたものを、ラップで1つずつ包むか冷凍保存バックに入れて冷凍保存します。
加熱したものを冷凍するのであれば、下ごしらえの通りに加熱したものを、離乳食の時期の大きさに合わせてつぶしたり切ったりして、1食分ごとラップに包んで冷凍保存します。
大人の食事を取り分けをする時期ならば、生のまま冷凍して調理する方がよさそう。逆に、完全に離乳食だけのために冷凍するのであれば、加熱したものを冷凍保存しておくほうが、使うときに楽々。
解凍方法
加熱したものであれば、電子レンジで解凍してしっかり加熱したら食べさせることができます。
生で冷凍したものも、加熱したものも、煮物やスープ類などには凍ったまま調理が可能です。
私自身は、加熱したものを冷凍して離乳食を作っているときに凍ったままサッとお鍋に入れて煮る、ということが多かったです。
かぼちゃの選び方
まるごと1個のかぼちゃを選ぶ場合は、緑色が濃いもの、持ってみてずっしりと重さがあるもの。またヘタの部分が枯れているものが完熟しています。
切り売りされているものを選ぶときには、種がしっかりと詰まっていて、肉厚なものを選びます。
おすすめ!かぼちゃで離乳食レシピ
かぼちゃのおかゆ(離乳食初期~)
材料
10倍がゆ(中期以降はそれぞれの時期のおかゆ)
かぼちゃ
作り方
①10倍がゆを準備する
②かぼちゃはを種とワタをしっかりと取り除き、ラップに包んで電子レンジ600wで5分加熱する、、または柔らかくなるまでゆでる。
③柔らかくなったかぼちゃの皮を取り、フォークでつぶしてペースト状にする
④10倍がゆの上にのせる
かぼちゃのミルクパンがゆ
材料
かぼちゃ 20グラムくらい
パン 1/4枚
粉ミルク 50CC
作り方
①ミルクは表示通りに溶いておく
②かぼちゃはを種とワタをしっかりと取り除き、ラップに包んで電子レンジ600wで5分加熱する、、または柔らかくなるまでゆでる。
③柔らかくなったかぼちゃの皮を取り、フォークでつぶしてペースト状にする
④鍋にミルクを入れ、パンをちぎって入れる
⑤④にかぼちゃをさっと混ぜ入れて、できあがり
かぼちゃのチーズ焼き
材料
かぼちゃ 20グラム
とろけるチーズ 1/2枚
作り方
①かぼちゃはを種とワタをしっかりと取り除き、ラップに包んで電子レンジ600wで5分加熱する、、または柔らかくなるまでゆでる。
②かぼちゃを食べやすい大きさに切る
③耐熱皿にかぼちゃを入れ、チーズをちぎってのせる
④チーズがとろける程度にトースターで加熱してできあがり
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