生後4ヶ月で標準よりも大きめの赤ちゃん。首や腰もすわって安定しているし、そのほかの発育も順調。大人が食べている様子を見て食べたそうにしている・・・。
普通生後5~6ヶ月からと言われている離乳食ですが、生後4ヶ月の赤ちゃんでも条件を満たしていれば離乳食を与えてもいいのでしょうか?
A:答えはNG!体は大きく成長していても内臓が未発達!
ズバリ!答えはNGです。
体自体は生後5ヶ月や6ヶ月のこと同じくらい大きく成長していても、内臓はまだ4ヶ月です。
未発達の内臓で食べ物を食べると、体が異物と勘違いしてアレルギー反応を起こします。生後4ヶ月だとアレルギーを起こす可能性が、生後5~6ヶ月の子に比べて高くなってしまいます。
また、WHO(世界保健機構)でも離乳食は生後6ヶ月以降から始めることを推奨してます。欧米でも生後6ヶ月以降に離乳食を始めていますし、日本国内でも2007年ころに離乳食のガイドラインが変わり、離乳食は生後5~6ヶ月頃からとなっています。
母子手帳にもきちんと記載されているので確認してみてくださいね^^
また、以前は推奨されていた離乳食前の準備として果汁を与えて”母乳やミルク以外の味になれる”ことや”スプーンになれる”というのもなくなりました。
果汁にもアレルギーの心配があるので、現在では離乳食のおかゆになれたら果汁を与えてもよいという指導に変わってきています。
私も第一子の時には生後5ヶ月頃から離乳食を始めましたが、第三子の時は生後6ヶ月になってから離乳食を始めました。周りのママたちも生後6ヶ月から始めるというほうが多くなっています。
※ただし、これは一般的な離乳食の進め方です。何かしらの事情で早めに母乳やミルクから離乳食へ切り替えなければならなく、早く離乳食を始める子もいます。そのような時にはきちんと主治医の先生や栄養士さんと話しをされたうえで離乳食をすすめるようにしてください。
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